【4泊6日くらい】ニューヨーク観光プランを記事で解説します

【4泊6日くらい】ニューヨーク観光プランを記事で解説します

「エキサイティングな街」と表されるニューヨーク。留学中にはこの街でさんざん苦労した私も、この表現には賛同します。もう住みたいとは思わなくなりましたが、観光でならいつでも何度でも訪れたい気持ちがあります。ニューヨークにしかないあの独特で勢いのある雰囲気を、ときどき感じたくなるのです。

今回は、4~6日の観光旅行で訪れる方向けに、この街の良いところを凝縮して体験する方法をご紹介したいと思います。

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1.ニューヨーク観光で絶対に訪れるべき観光地5選

王道かつおすすめ観光地を、手軽に訪れることができる順にご紹介します。4泊6日の日程があれば全部も回れます。

①タイムズ・スクエア

ニューヨーク観光の王道中の王道。巨大スクリーンはぜひ一目見てきてください。あとは「世界中からの観光客が集まっているスポット」であり、長い時間いるべき場所というわけではありません。しかし、ニューヨークの映像では必ず紹介される超有名スポットです。一度は足を運んでみてよい場所だと思います。

②セントラル・パーク

マンハッタン島のアッパー・イーストとウエストの中央に位置する広大な公園です。ニューヨークの日常が舞台の映画やドラマを見ている方には、「絶対に行ってみたいスポット」ともなっていると思います。日常のニューヨーカーの過ごし方を垣間見られて、自然がいっぱい、ニューヨークの四季を感じられる場所です。

とにかく広く、見どころはガイドブック等にも載っているとおりいくつかありますが、座るところもあっておすすめなのは、ドラマや映画にもよく登場する(「セックス・アンド・ザ・シティ」にも出てきました)「ベセスダの噴水」です。入口からここまで公園内を歩けば現地の人ともすれ違い、ニューヨーカーの気分にも浸れるでしょう。テイクアウトのサンドイッチなどを持参してピクニックにするのもよいと思います。

なお、特別なイベントがあって訪れる目的以外は、夜暗い時間帯には公園内には入らないでください。夜のセントラル・パークは、危険スポットしても知られている場所です。

③メトロポリタン美術館

ニューヨークには美術館がたくさんありますが、「どれかひとつ」訪れるとしたら、「メトロポリタン美術館」がよいと思います。美術にあまり興味がないという人にもぜひ訪れてほしい、素晴らしい美術館です。教科書で見て知っている有名な作品、ひとつ見るためだけでもよいです。世界中のありとあらゆる超有名な美術品が揃うこの美術館全体の素晴らしさに、必ず圧倒されることになるはずです。

入館料は2018年3月に改定されて、観光客は大人25ドル固定となりました。1ドルでも入場できる「pay-as-you-wish」は、ニューヨーク州近郊在住の人と現地の学校に通う人のみ限定です。

ただしこの25ドルの入館料で3日間有効、他に別館で主にモダンアートとコンテンポラリーの「The Met Breuerメット・ブロイヤー」(場所は元ホイットニー美術館)、「クロイスター美術館」にも入場できます。

なお、本館のチケット購入窓口はとても混み合うため、「The Met Breuer」に先に行ってこちらで買うと効率がよいです。
また、クロイスター美術館は、異次元に迷い込んだような雰囲気の大きく異なる素晴らしい美術館です。初めての方には難しいかもしれませんが、余力があったらぜひどうぞ。

④摩天楼の夜景

ニューヨークに行ったらぜひ一度、「夜に」展望台に上って街の夜景を見下ろしてみてください。ニューヨークの展望台は、「エンパイア・ステートビル」「トップ・オブ・ザ・ロック」「ワン・ワールド・トレード・センター」の3つが人気を分けています。

現時点でのお勧めは、「エンパイア・ステートビルとワン・ワールド・トレード・センターも見られる」理由で、「トップ・オブ・ザ・ロック」かなと思います。料金は34ドルです。予約が必要で、入場時間が15分刻みで選べます。

⑤自由の女神像

こちらもニューヨークとアメリカの自由の象徴。外せない観光スポットです。
最も手軽かつ短時間で観光できる方法は、地下鉄赤のラインの①に乗ってマンハッタン島の南の端South Ferry駅まで移動、そこから無料のスタテン島行きフェリーに乗る方法です。

乗船時間は片道約25分で、女神像は行きと帰り2回見られます。スタテン島に着いたら必ずフェリーから下船しなければなりませんが、女神像だけが目的なら、島内観光はせずに折り返しまたフェリーに乗船すればOKです。

実際にこの方法で見に行き「無料でこれだけ近くで見られれば十分」と思いましたのでご紹介しました。しかし十分と感じるかどうかは、人それぞれです。もっと「しっかり自由の女神像の観光をしたい」方は、地下鉄South Ferry駅下車後、女神像が建つリバティ島行きのフェリーが出ていますのでこちらを利用してみてください。
なお島の上陸には予約が必要で、セキュリティチェックなどもあり、行列で数時間待つこともあります。最新情報をよく調べてから行くことをお勧めします。

なお他のお勧めとして、美術鑑賞と同じぐらい手軽な「ミュージカル鑑賞」もあるのですが、この詳細は「よくある質問④:ショーの選び方(ブロードウェイ)」で解説します。

2.よくある質問①:ニューヨーク観光中の移動方法

世界一分かりやすくて便利な地下鉄
ニューヨークの地下鉄は、世界中から集まった言葉が分からない人も利用できるようにと、英数字の記号と色だけで判別できるように表されているため、世界一分かりやすいです。行き先も「UP TOWN」か「DOWN TOWN」のみ。万一間違えて乗っても、数駅先で向かい側のホームから反対方向行きに乗り換えられます。

路線によっては、車内が驚くほど汚かったりもしますので、この点は少々覚悟がいりますが、治安は特に問題ありません。もしちょっと変わった雰囲気の人が乗っていた場合は、目を合わせないようにして、次の駅で降りて隣の車両に移りましょう。

私が留学した学校で初日に習った、駅出口の東西南北の表示の意味も覚えておくと、道に迷って時間を無駄にする確率も減りますよ。

「NE Corner」: 十字路の北東への出口
「SW Corner」: 十字路の南西への出口
「NW Corner」: 十字路の北西への出口
「SE Corner」: 十字路の南東への出口

参考: アメリカ語学学校の授業ってどんな感じ?NY留学した私の体験談

南北の移動は地下鉄、東西の移動はバスも活用したい
マンハッタン島を縦横無尽に観光するためには、ぜひバスも活用してみてください。地下鉄は、乗換える路線によっては駅の中を長く歩くことになるので、比較的短い距離はバスを使った方が効率がよい場合もあります。バス停付近でバスを見かけたときに乗り、数ブロック乗ったら降りる程度でも、時間短縮・体力温存になります。

地下鉄はマンハッタン島の主に南北を移動する路線になっていますが、バスは東西も走っています。たいていの道路は一方通行で、49丁目は西行き、50丁目は東行き、といったように分かりやすいです。

料金は、地下鉄・バス共通、1回$2.75
切符は一般的に自販機で購入しますが、行列になっていることも多いため、乗るたびに1回乗車券を買うのはおすすめしません。自販機で購入できる「メトロカード」に20ドルぐらいチャージして、なくなったら帰国日と乗車回数を考えて追加チャージする使い方がよいでしょう。

ただしこの自販機、アメリカのおせっかいシステムの典型です。よく読みながら選ばないと、余計なものまで買わされる仕組みになっています。充分にご注意ください。

しっかり理解して納得してから了承する(買う)、これは海外留学中の生活にも大切なことですので、ぜひ体験してみてください。

メトロカードの使い方は、地下鉄ではホーム入口の機械にスライドさせる、バスは乗るときにドライバーの横の機械にスライドさせます。

乗り放題パスはお得か?
7日間有効の「7-Day Unlimited Ride」は$32です。
滞在先によっては徒歩でほとんど観光できて、あまり交通機関を利用しないこともあると思います。その場合は必要ないと思いますが、精力的に観光するために「地下鉄も、バスも」たくさん乗り降りする使い方をするなら、思い切ってアンリミテッドを買ってしまったほうがお得です。
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3.よくある質問③:街歩きの楽しみ方

たくさんの映画やドラマの舞台にもなっているニューヨークは、どこを切り取っても絵になる、味のある街並みです。近代的で隙がないクールさに圧倒される建物と、古き良き時代のまま温かく大切に利用され続けている建物が混在しています。

後者の主なものを少し挙げると、エンパイア・ステートビル、クライスラー・ビル、グランドセントラル駅、フラット・アイアン・ビル、etc.
これらもみな、お勧め観光スポットです。

ところで、留学のためのリスニング特訓教材として、ニューヨークが舞台のドラマを使っていた方は、ドラマに出てきた建物の実物を見てみたいと思いませんか?
「ニューヨーク 撮影スポット」のキーワードで検索して出てくる有名どころも数限りなくありますが、もっとマニアックなところ、ご紹介してみましょうか。住宅街の「ニューヨークっぽい街並み」も同時に見られます。

「フレンズのアパート」
モニカとレイチェル、チャンドラーとジョーイが「住んでいるアパート」の設定でよく登場する建物です。
90 Bedford St, New York, NY

「キャリーのアパート」
「セックス・アンド・ザ・シティ」で、前半のシーズンに「キャリーのアパートの入口」としての撮影に使われたアパートです。
66 Perry St, New York, NY

実はこのふたつは、地下鉄赤のラインのChristpher St. が最寄り駅で、お互い徒歩6分の距離。まとめて見てこれるんですよ。

観光地化されているわけでもなく「単なる街の一角」なだけですが、知っている方は見ると「おおーっ」と感激すると思います。以上、私の超独断と偏見でした。

4.よくある質問④:ショーの選び方(ブロードウェイ)

ミュージカルに全く興味がなかった人でも、一度見るとハマってしまうことがあるのが、ブロードウェイショーのすごいところです。どのショーもパワフルで元気をもらえます。

先のラスベガス観光の記事でもお勧めしましたが、ショーは「どれかひとつ」に絞る必要は全くありません。

さらに、ブロードウェイのショーチケット手配には、古くから「ディスカウントコード」という仕組みがあり、時間も労力もかけずにチケットを安く手配できます。気になるショーはぜひ、迷わずにどんどんチケットを取って観に行ってみてください!

最新情報では「アラジン」「オペラ座の怪人」「ライオンキング」あたりが日本人にはお勧めとされています。
なお夜のショーだけでなく水・土・日に午後にも公演があることがあります。チケットが取りづらいと言われるショーも、昼ならあっさり取れることも多いので、ぜひ試してみてください。

4.よくある質問⑤:食事の選び方

ニューヨークの食の歴史は、世界中からの移民が持ち込まれたもので構成されています。世界各国何料理でもあります。そして、数ドルで済むカジュアルな食事から有名スターシェフの高級レストランまで、ありとあらゆるタイプの「食」を体験できます。

すべては各自のお好みと予算次第ですが、特に時間が限られる旅行中は、レストランでテーブル席に着いてゆっくり給仕してもらう時間も楽しむ余裕は、なかなか取れないものでしょう。忙しい旅行者に、ニューヨークらしい食事のお勧めをいくつかご紹介してみます。

ニューヨークらしい食事①:「テイクアウト」

ニューヨークに限らずアメリカのレストランのシステムで驚くのは、「テイクアウトできる」こと。スープやピザについては知られていると思いますが、例えば、グランドセントラル駅の超有名レストラン「オイスター・バー」にはテイクアウト注文専用の窓口があり、店内で食べられる料理のほとんどを「To go」にできます。

待ち時間なく有名レストランの味を試したいときには、ぜひ思い出してトライしてみてください。ホテルの部屋で気兼ねなく楽しめつつ、チップの心配もいりません。

ニューヨークらしい食事②:「デリ」

当たり外れはありますが手軽なところでは、グロサリー・ストアの一角にあります。店内にお惣菜がたくさん並んでいる中から、容器に好きなものを好きなだけ取り、重さで会計してもらうものです。店内で食べてもよいし持ち帰ってもよいです。

手軽なイメージのわりに、かなり手の込んだおいしい肉料理や魚料理も揃っていることがあるので、意外と侮れないんですよ。

ニューヨークらしい食事③:「サンドイッチ」

出来上がってラップされているものを買えますが、ニューヨークではカスタムメイドが主流です。パンの種類、何を塗って何を挟むのか、チーズの銘柄までおどろくほど細かく指定するのです。いわゆる「食パン」のサンドイッチだけでなく、ハンバーガーもサンドイッチ、メキシコのブリトーやタコスもカスタムメイドです。

注文には聞き取る、話す力と、最初は度胸が少々必要で、仕組みも予習しておく必要がありますが、これが一度できると現地に溶け込んだ感じがして、旅行もより楽しくなることでしょう。

4.よくある質問⑥:お土産の買い方

ニューヨークは、お土産が買いづらい旅行先であると、私は個人的に思います。名物らしい名物がないことがその理由で、「アイ・ラブ・ニューヨーク」グッズでお茶を濁すぐらいしかありません。

「アイ・ラブ・ニューヨーク」グッズでよいのなら、タイムズ・スクエアに訪れたときにお土産やさんで買い求めるのが最も効率がよいです。

他の個人的なお勧めは、美術館のギフトショップです。値段が手ごろでちょっと気の利いたオシャレなものが見つかる可能性が高いです。

カジュアルなお土産、ばらまき用お土産を探すなら食料品のスーパーマーケットかドラッグストアがおすすめです。

4.よくある質問⑧: シーズンならではの楽しみ方

四季のあるニューヨークでは、季節ならではのイベントもたくさんあります。今の時期冬に関して挙げると、12月~1月第1週頃までは、街中がクリスマスの華やかさに包まれます。

ロックフェラーセンターのクリスマスツリーが最も有名ですが、これだけが特別なわけではなく、ゴージャスなクリスマスツリーはあちこちで見られます。建物の中だけでなく、外にあちこちにあります。例えばニューヨーク証券取引所前のツリーも素敵ですよ。
また、ヨーロッパほどではないにしても、クリスマス・マーケットというのか、モミの木市なども見かけます。

「(日本のクリスマスはどこか間違っていると思います)、本場の正しいクリスマスって、こうなのねー」というところを、ぜひ見て感じてみてください。

ニューヨークを動画でご紹介

まとめ

以上、初めて行くけど調べる時間がないという方に、ニューヨークの魅力を知って効率よく観光を楽しむ参考になれば幸いです。
最後に、ニューヨークの人々はとても親切です。現地では疑問に思ったことをどんどん人に聞くようにして、ぜひ積極的に英語を話すようにしてみましょう。英語学習にも確実によい影響が出るはずです!
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