アメリカの大学を卒業後の進路について【UCLA編】

アメリカの大学を卒業後の進路について【UCLA編】

アメリカの大学への正規留学を夢見ている人に知っておいてもらいたいのが、卒業後の進路についてです。

結局のところ、大学を卒業することが人生の目標ではありません。最終的に「何がしたいのか」ということを考えてみるのが重要だと思います。

ここではアメリカ名門大学UCLAを卒業した場合を想定して、卒業後の進路について解説します。

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UCLA卒業後は日本で就職?それともアメリカで?


まず、UCLAを卒業した後の現状をお伝えします。

卒業後に就職するのは日本か現地かという大きな分かれ道があります。

結果を先に説明しますと、UCLAを卒業した後の進路としては、半分以上の人が日本に帰国し就職するという進路を辿っています。

2割ほどの人は現地に残り、就職しますが残りの卒業生は起業をしたり、修士課程に進む人もいます。順番にみていきましょう。

①日本で就職する

日本で就職する場合には、UCLAの卒業生が最もPRできる点はその語学力でしょう。日本企業で海外拠点を持つ企業は、英語ができる人材を重宝します。

しかし、求められる英語のレベルは日常会話ではなく、ビジネス用語をしっかり理解することが重要です。外資の銀行やコンサルティングファーム、大手商社、メガバンク、一流メーカー、広告代理店等の一般的に知られる「大企業」への就職も期待できます。

②アメリカで就職する

UCLAの卒業生の約2割程度の人がアメリカに残り、そのまま働く人もいます。監査法人で働いていたり、エンジニアとして仕事をしている人もいます。

ただし、昨今はビザの取得が簡単ではありません。
また、専攻よってビザが取りやすい、取りにくいがあるので、もし現地就職希望の場合は出来るだけ、アメリカ人が持ちえないスキルをアピールしやすい専攻を選ぶと良いでしょう。

③アメリカで起業する

UCLAの卒業生には、就職という進路を選ばずに自ら起業する人もいます。

ご存知、シリコンバレーも同じカリフォルニア州内です。有名な起業家が集まり、自らのアイデアとスキルを武器に独立を選ぶ人もいるのです。

昔と違い、アイデアが優れていればパソコン1台で独立して大企業にまでのし上がることも夢でない時代。Amazonの創業者であるジェフ・ベゾスも家のガレージから商売をスタートさせています。

もし、起業を目指すのであればUCLA在学中に多くの人脈をつくり、起業へ向けた努力をしておきたい所です。

UCLAの知名度がどう影響するのか

アメリカでは「パブリック・アイビー」の1校として非常に有名なUCLA。出願数も全米で最も多い大学です。アメリカ国内ではもちろん、日本でも最も知られているアメリカの大学ではないでしょうか?

日本では1970年代にUCLAブームが起こり、UCLAのロゴ入りのトレーナーやTシャツなどの製品が流行しました。そのため、その時代を知っている人であればある種の「憧れ」という存在でもあると思います。

UCLA時代のストーリーは猛烈アピールになる

UCLA在学中に留学生が体験出来ることは、日本にいて体験できることとは比較にならないものです。海外に出て学生生活を送る事自体がなかなか大変なものですが、同時にものすごい達成感と武器を得ることになるでしょう。

英語ができるというだけでなくプラス「何か」のスキルや得意分野を持つことは就職活動で有利になること間違いなし、
UCLA在学時代に1つでも成し遂げた体験を語ることができるのであれば、それは面接官や人事採用担当者にとって大きな印象を与えるでしょう。

とりわけ、グローバル化を目指す大企業の場合、ボストンキャリアフォーラムなどにもブースを出し、留学生枠を設けている場合があります。その場合にはUCLA卒業生にとって非常に就職試験が優位に働くことでしょう。

UCLAの卒業生ということで年収に影響があるか?

これは、UCLA入学を目指す人にとって非常に興味がある質問だと思います。

PayScaleによるとUCLA卒業生のキャリア中期での平均年収は11万4800ドルつまり1300万円程度。

ただ日本国内で「UCLAの卒業生」というだけで年収が上がるということはありません。日本の一流大学とほぼ同じ扱いになると考えれば分かりやすいかもしれません。

もちろん、出征して年収何千万という卒業生もいますが、それはその人も努力次第ということになるでしょう。

しかし、海外留学の経験をしたことのあるビジネスマンは、英語の能力を買われて海外勤務になりやすい傾向があります。その場合には基本給とは別に「海外赴任手当」という会社から手当をもらう可能性が高くなります。

その際には日本で働くよりも年収は上がりやすくなるでしょう。

卒業後のネットワークについて

UCLAに留学することになると、アメリカやほかの国の友人を持つ機会を持つことができるでしょう。

卒業後のネットワークは、主にFecebookなどのSNSを利用して連絡をとったりすることになると思います。日本ではUCLA 日本同窓会 (UCLA Japan Almuni Association)があり、約1200名の会員による活動があります。こういった会に参加することができるのもUCLAの卒業生の特権でしょう。

どんな仕事をするにしても人脈は非常に重要です。ましてや、学生時代にはビジネスマンと違い損得勘定で人間関係を築くということではなく、純粋に人間同士での付き合いになります。

学生時代の友人は生涯の友人となる可能性があるのはそのような理由からでしょう。UCLA在学中にはできるだけ、多くの人とのコミュニケーションを持つように意識しましょう。

単純にビジネスの繋がりではなく、世界中の多くの友人を持つということは、その人の人生をより豊かにしてくれる事間違いなしです!

まとめ

さて、今回はUCLA卒業後の進路についてみてきましたが、いかがだったでしょうか。最後にまとめてみたいと思います。

    ・UCLA卒業後の進路としては、日本に帰国し就職するか現地に残って就職するかという2つの道に大きく分かれる
    ・日本で就職する場合にはその語学力と多様的な考えが武器となる
    ・UCLAの卒業生には自らのアイデアとスキルを武器に起業する人も多い
    ・起業を目指すのであれば、UCLA在学中に意識して起業に向けた活動をするべき
    ・日本にはUCLAのファッションが1970年代に流行したことで知名度はある
    ・UCLAの在学時代に何かやり遂げた経験があるなら、非常に強い武器となる
    ・UCLAの卒業生の年収はアメリカでは約1300万円。日本では一流大学卒業生とほぼ同様
    ・UCLAの卒業生の場合は、企業によっては海外勤務になる可能性がある
    ・世界中の友人を持てる機会は多くないため、ULCA在学中には積極的にコミュニケーションをとるべき
    ・日本にはUCLA 日本同窓会というものがあり、日本人同士の交流もある

もし、あなたがUCLAへの留学を目指しているのであれば以上のようなことを理解したうえで進学すると良いでしょう。

英語ができるのは当たり前の時代になる中で、知名度、UCLAで学んだ専門分野、ネットワーク、そして何よりもやり切った経験は最高の財産になるでしょう。

そして、豊かな人生を送るには、その財産を使って「何をするのか」という事。
在学している期間は、非常に限られたもの。充実した学生生活を送るためにも、ぜひ目的意識をもって励んでもらいたいと思います。

また、UCLAへの進学方法についてはこちらの記事を参考にしてください。

3人に1人。普通の人がUCLA留学を実現するまでのロードマップ【実は簡単】

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