「海外に長い期間住んでみたいなぁ〜」「外国人の友達をたくさん作って英語を話せるようになりたい!」と思い描いていませんか?

日本を飛び出して、英語圏で学校や仕事をしながら生活したい!という方に最適な制度が「ワーキングホリデー(ワーホリ)」です。

「ワーキングホリデー」という名前は聞いたことはあっても、「留学」との違いや内容がイマイチよく分からない方も多いのでは?

そこで今回は、「ワーキングホリデー」の内容、対応国、ビザ申請の方法をまとめてご紹介します。

ワーキングホリデービザの種類や国の選び方も解説していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

そもそもワーキングホリデービザってなに?

「ワーキングホリデー(ワーホリ)制度」とは、「それぞれの国の若者が、お互いの国で生活しながら、文化や習慣を学び、国際理解や関係強化を図ること」を目的とした制度です。

分かりやすく言えば、ワーキングホリデー制度を結んだ国へ行き、学校へ通ったり働きながら、長期滞在する事ができるビザのことを言います。

ワーキングホリデー制度は、1980年のオーストラリアから始まり、現在の提携国は全部で23カ国あります。

国によってワーキングホリデー制度の内容は異なりますが、基本的には18歳〜30歳以下の方はワーホリの対象となり、約1年間海外で生活することが可能です。

ワーキングホリデー制度の特徴は、観光だけでなく学校へ通ったり、フルタイムで働く権利もあることです。

学生や社会人として海外で長期間生活することで、観光では味わえない貴重な体験をすることができるのがメリット。

近年はオーストラリアだけでも、毎年約1万人の日本人がワーキングホリデーを利用して海外生活を実現させています。

ワーキングホリデーの注意点としては、1つの国に対して1度しか使用できないため、ワーホリ帰国後にまた同じ国へワーホリを利用して渡航することは
できません。

ワーホリと留学の違いは?

「ワーホリ」は就学・就労もできると分かりましたが、「留学」とは何が違うのでしょうか?

留学とは、海外の学校に通うために「学生ビザ」または「観光ビザ」を使って渡航することです。

留学と一口に言っても、語学学校、専門学校、大学、大学院など種類も様々あり、留学期間も一週間程度の短期から1年以上の長期まであります。

留学は「学生ビザ」または「観光ビザ」を取得して
就学を目的としているため、ワーホリのように就労(フルタイムで働く事)はできません。

留学中は、学校に通う以外にも観光や旅行に行く事は可能です。

ワーホリと留学の違いは、ワーホリは18〜30歳までと年齢制限がありますが、留学は年齢制限はないことも挙げられます。

海外生活をしたい方は、ワーホリと留学のどちらが向いているか、よく検討してから準備を進めましょう。

ワーキングホリデービザの条件は?

ワーキングホリデービザには国によって条件が設けられているので、自分は対象かどうかよく確認しておくことが大切です。

例えば、オーストラリア移民局のワーキングホリデービザは年齢制限があり、ビザ申請時に18歳以上〜30歳以下となっています。

ワーキングホリデービザが発給された日から、1年以内にオーストラリア入国し、入国日から1年間、最長2年(条件あり)滞在することができます。

ビザを申請する時、ビザ発給時にはオーストラリア国外にいる必要があります。
 
ビザ申請してからビザ発給までの期間は約3週間かかるので余裕を持って申請しましょう。

ワーホリには、渡航費用や現地滞在費など必要最低限の資金を持っている必要があり、ビザ申請時に宣誓します。(特に証明書などは不要)

その他の条件としては、健康状態が良好(場合により健康診断が必要)であることです。

以上の条件をクリアすれば、ワーキングホリデービザは比較的スムーズに取得することができます。

ワーキングホリデービザの対応国は?

現在日本は23ヶ国とワーキングホリデー制度の協定を結んでいます。

カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスなどの英語圏は根強い人気があり、最近はヨーロッパ、アジア圏も増えています。

カナダ

自然と都会のバランスが良いカナダのワーキングホリデーは人気急上昇中です。

オーストラリアやニュージーランドと異なり、ビザ発給数に定員がありますが、条件をクリアすれば比較的スムーズに取得可能です。

カナダのワーホリのメリットは、就労期間に制限がなく、滞在できる期間内はずっと仕事をすることができます。

ワーホリで1年間滞在後は、観光ビザに切り替えれば6か月間延長することができるのも嬉しいポイント。

オーストラリア

ワーホリ人気ナンバーワンはズバリ、自然豊かで過ごしやすいオーストラリアです。

オーストラリアの人気の秘密は、ビザの取りやすさ、そしてセカンドワーホリ制度を利用すると最大2年間滞在できること!

語学学校に通って英語力を高めたい方は、最大4か月まで就学可能です。

ニュージーランド

穏やかな自然風景が魅力のニュージーランドのワーキングホリデーは、のんびりと海外生活を送りたい方におすすめです。

自然の恵みを体感できるアクティビティ、アウトドアスポーツが好きな方にも最適ですね。

語学学校は最大6か月までの就学が可能、教育環境も整っていて、質の高さにも定評があります。

ニュージーランドのワーホリは最大で1年3か月の滞在が可能ですから、長期滞在したい方は検討してみましょう。

イギリス

最大で2年間滞在できるイギリスのワーキングホリデーは海外で長期滞在したい方に選ばれています。

イギリスのワーホリは年間1,000人の制限があるため、まずは抽選に突破する必要があります。

抽選は1月と7月に分かれて行われ、抽選に選ばれて
申請が許可されると最大2年間の滞在が可能です。

イギリスのワーホリは、2年間の滞在中は就学・就労期間に制限がなく充実した内容なので、チャレンジする価値はありますよ。

国別のワーキングホリデービザの種類と概要【取得方法、申請方法】

ここからは、人気の英語圏から国別のワーキングホリデーの申請方法を解説していきます。

カナダ

カナダの滞在先は、バンクーバーやトロントなどの都市部に人気があります。

カナダのワーキングホリデービザは基本的には1年限りですが、期限後には観光ビザまたは学生ビザに切り替えることができるのがメリットです。

項目 内容
対象年齢 申請時に18~30歳
申請可能時期 通年(抽選制のため例年10月頃に終了)
年間発給人数 6,500人
滞在可能期間 1年間
就学できる期間 6か月間まで
就労できる期間 制限なし
ビザ申請方法 カナダ移民局HPから申請
ビザ申請料 250ドル(約20,300円)

カナダのワーホリ申請方法

カナダのワーキングホリデービザを取得するためには、カナダ移民局ホームページからオンライン申請を行う必要があります。

抽選制となっており定員が決められているため、例年10月頃には申請が締め切られます。

抽選に参加して当選したら、招待状を受け取ってから20日以内に、Work Permitの申請、書類提出、申請料金の支払いの流れとなります。

ビザの申請方法には新しくバイオメトリクス(個人識別情報、生体認証)、指紋、顔写真の登録も追加されました。

場合によっては、警察証明や健康診断の提出が必要となりますので余裕を持って準備を進めましょう。
▶【永久保存版】カナダワーホリの申請ガイド【ビザ申請から取得まで】

オーストラリア

世界的にも住みやすい国として有名なオーストラリアは治安も良く、初めての海外長期滞在にもおすすめです。

項目 内容
対象年齢 申請時に18~30歳
申請可能時期 通年
年間発給人数 無制限
滞在可能期間 1年間(最大2年間)
就学できる期間 4か月間まで
就労できる期間 最長6か月間まで
ビザ申請方法 オーストラリア移民局HPから申請
ビザ申請料 450ドル(約3.7万円)

オーストラリアのワーホリ申請方法

オーストラリアの場合は、オーストラリア移民局のホームページから必要事項の入力して、必要書類の提出を行い、ビザの申請を行います。
 
ビザの申請料金はクレジットカード決済となり、全てがオンライン上で完結するので便利です。

健康診断の受診は必須ではありませんが、場合によってはビザ申請時に必要になることがあります。
▶オーストラリアワーキングホリデービザの条件と申請の流れを確認しよう

ニュージーランド

ニュージーランドのワーキングホリデービザの申請は、複雑な書類はなく、オンライン上で全ての手続きを済ませることができます。

項目 内容
対象年齢 申請時に18~30歳
申請可能時期 通年
年間発給人数 無制限
滞在可能期間 1年間(最大1年3ヶ月間)
就学できる期間 6か月間まで
就労できる期間 制限なし
ビザ申請方法 ニュージーランド移民局HPから申請
ビザ申請料 日本から申請→無料 ニュージーランドで申請→208ドル(約16,300円)

ニュージーランドのワーホリ申請方法

ニュージーランドのワーキングホリデービザの申請が通った後は、メールで届いたビザを印刷をしてください。(入国の際に必要です)

ビザの申請後、ニュージーランド移民局指定の病院にて健康診断を受ける必要があります。

診断書はオンライン申請後15日以内に提出してください。
▶【徹底解説】ニュージーランド留学に必要な3つのビザ解説【目的別】

イギリス

イギリスのワーキングホリデーはYouth Mobility Scheme(YMS)と呼ばれ、就労を目的としており無制限で働くことができるのがメリット。

最大2年間と滞在期間が長いので、国内旅行やヨーロッパ周遊旅行も楽しむことができますね。

項目 内容
対象年齢 申請時に18~30歳
申請可能時期 当選時期によって異なる
年間発給人数 1,000人
滞在可能期間 最大2年間
就学できる期間 制限なし
就労できる期間 制限なし
ビザ申請方法 抽選後、イギリス大使館HPから申請
ビザ申請料 日本から申請→無料 イギリスで申請→244ポンド(約37,000円)

イギリスのワーホリ申請方法

イギリスのワーキングホリデービザは、年に2回の抽選に参加して、審査結果のメールが届き、当選したらビザ申請可能です。

オンラインでの申請時には、英国健康保険料(NHS)、ビザ申請料の支払い、ビザ申請書の作成が必要です。

イギリスビザ申請センターに必要書類の提出を行います。

手続きは比較的簡単ですが、申請期限が設けられているので、期日を過ぎないように早めに準備をしましょう。
▶イギリスワーホリ当選後の手続き【申請手順や渡航時期】

その他協定国

まとめ

今回は、ワーキングホリデーの内容や申請方法などの基本情報をご紹介しました。

年齢や期間など条件に満たしていれば、ワーキングホリデーは比較的簡単に取得することが可能です。

海外生活や異文化、語学に興味がある方は、この機会にワーキングホリデーにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?