自然の宝庫ホバート!そんな街でのオーストラリアワーホリ生活とは?

自然の宝庫ホバート!そんな街でのオーストラリアワーホリ生活とは?

皆さんはホバートという街をご存知でしょうか?あまり知らない人も多いのではないかと思います。ホバートとはオーストラリア、タスマニア州に属しており、自然豊かな街です。

今回はそんなホバートでのワーホリについてご紹介していきますね。ホバートを知らない人も必見の記事ですよ!

1.オーストラリアのホバートとはどのような街なのか

ホバートとはタスマニア州の州都であります。そもそもタスマニア州というのが人口51万人ほどのオーストラリアで最も小さな島の州とされています。面積は北海道と同じほどの面積を誇っています。気候は冷温帯性気候であり、四季がはっきりしているのが特徴です。そのため春は穏やかで、夏にはなんと1日15時間以上も太陽が出るほど日が長く、暑すぎずでとても快適です。

そんなホバートには人口約21万人が生活しており、シドニーの次、オーストラリアで2番目に古い都市なのです。街自体はとても小さいのですが、街並みは歴史を感じられるような古いビクトリア調の街並みが広がっており、お洒落な景観を誇っています。

自然にも恵まれており、歴史がある街なので、観光としての見どころもたくさん持っている街でありますよ。小さな街ではあると言いましたが、1日では見て回れないほどの魅力を持っている街であります。

2.ホバートにワーホリするメリット、デメリットとは?

さて、そんなホバートでワーホリをするメリット、デメリットというのにはどのようなものがあるのでしょうか?早速ご紹介していきましょう!

メリット①:自然に囲まれながら生活ができる

自然の宝庫であるタスマニア。生活拠点はホバートであるにしても、たくさんの自然に囲まれながら生活を送ることができます。車で30分ほど行けば、トレッキングやロッククライミングで有名な「ウェリントン山」に行くことができます。勉強や人間関係などで悩み、疲れた時にこのようなスポットがあると、リラックスすることもでき、とてもありがたいですよ。

また、サバーブによっては、植民地時代の古い住宅が残るエリアなどもあり、自然の景色とその古い建造物たちの景色の融合はとても素敵ですよ。オーストラリアにいるからこそ、自然に囲まれながらの生活は欠かせませんよね!

メリット②:ファームが豊富

田舎と呼ばれるだけあって、その分ファームの数も豊富です。いちご、チェリー、ファクトリーなどなど、様々なファームを選択することができます。初めからタスマニアという土地に慣れておくと、ファームへ行くにも便利で、比較的に気持ちにも余裕が出てくると思います。初めから大都市に住み、そこからセカンドビザのために田舎に移住するというのは、なかなかの勇気と重労働になりますからね…

セカンドビザの取得を目指している人などは、タスマニアで半年ほどセカンドビザの取得に励みながら生活し、それから大きな都市に移動するというのもおすすめです。

メリット③:物価が比較的に安い

ワーホリ生活の中で非常にありがたいのが、物価が安いことです。何度も他の記事でも書かせていただいているのですが、オーストラリアは本当に物価が高い!その中でもタスマニアはファームなどが多いために、物価が安いとされています。また、家賃も同様に安いようで、1ヶ月のトータルで生活費が10万ほどあれば、生活できると言われています。もちろんシェアハウスをするという前提ですけどね!

他の大都市であれば、10万で生活するのは少し厳しい気がします…遊べるスポットも倍なので、それに費用が掛かっているという点もあるんですけどね(笑)

次に気になるデメリットの紹介です。

デメリット①:遊べるスポットの少なさ

田舎と言われるだけあって、そのようなスポットもやはり限られてきます。街自体が小さいので、やはりショッピング街、ナイトスポットなども限られてきます。

ですが、これは節約と勉強に集中するという面ではメリットであります。学校が終われば、家で映画鑑賞したり、図書館へ行って勉強したり、友達同士でホームパーティーを開いたりなど、節約と勉強の両方が叶ってしまいますからね!また、タスマニアには自然の遊びスポットがたくさんありますからね!

ナイトスポットが欠かせない!なんていう人には少し苦かもしれませんが…(苦笑)

デメリット②:交通手段が不便

街自体が小さいので、交通手段も基本的にはバスのみです。週末にはそのバスの数も恐るべきほどの少なさです。また、自転車ももちろん使用することができますが、坂が多いので、なかなかの重労働です。日本での便利な交通手段に慣れている人だと、これは本当に不便でたまりません。

そして、住民の多くが車を移動手段として使っているので、バス自体もところによっては、自動車がないと移動できないなんていうエリアもあります。中古で安い車を購入するか、比較的に市内に近いところで住むことをおすすめします。

3.ホバートでできる3つのこと!

田舎と言われるホバートですが、どのような経験を得ることができるのでしょうか?激選して3つご紹介しますね!

その①:世界遺産へ足を踏み入れよう

タスマニアには様々な世界遺産が存在します。例えば、タスマニア原生地域。こちらはオーストラリア最大の自然保護区でタスマニア州の約20%を占めています。この中には、クレイドルマウンテン、セントクレア湖国立公園、フランクリン ゴードン ワイルドリバーズ国立公園、サウスウエスト国立公園などが含まれています。どれも自然豊かなのですが、それぞれに違った美しさを持っており、何度も訪れたくなるようなスポットです。

他にはポートアーサーという世界遺産があり、「流刑地中の流刑地」として、植民地に送られた流刑囚がさらに罪を犯した刑罰として送り込まれた場所であります。この敷地内には30棟を超える歴史的建造物や廃墟が未だに残されています。建造物以外にも美しい森や公園、入り江なども楽しむことができますよ!

その②:オーストラリアでもここでしか会えない動物に会おう!

オーストラリア内でもタスマニアでしか会うことができない動物がいるのです!それが「タスマニアン・デビル」です。現在はタスマニアにしか生息しておらず、世界最大の肉食有袋類です。そんなタスマニアン・デビルの身体は小型の犬ぐらい。可愛らしい顔と小柄な身体とは想像が付かないのですが、口を開くと鋭い牙、頑丈なあごを持っており、獲物の骨もバリバリと砕くのだそうです。

そして、夜になると、遠吠えや悪魔のような唸り声を発することから、悪魔(デビル)と名付けられてしまいました。しかし、そんなタスマニアン・デビルは今では生息数が激減してしまい、絶滅危惧種に指定されています。そんなタスマニアン・デビルにはボノロング野生動物公園で会うことができますよ〜☆

その③:世界のベストビーチ10に選ばれたビーチへ行こう

世界のベストビーチ10に選ばれたビーチがタスマニアには存在しています。それが「ワイングラス・ベイ」です。ホバート市内から約2時間半で、位置しています。こちらの「ワイングラス」という名前は、ワイングラスのように綺麗な曲線を描いていることから、付けられたそうです。

真っ白な砂浜とコバルトブルーの海がとても綺麗で、そのコンビネーションに見惚れてしまうほどのものです。ハネムーンにも人気の観光スポットなのですよ!ぜひ、こちらでスイミング、ボート遊び、フィッシング、シュノーケリングやスキューバ・ダイビングなどを楽しんでみましょう☆

4.ホバートにあるオススメな語学学校3選

そんなホバートには語学学校が3つしかありません。ですので、今回はその3つの学校、全てご紹介いたします!

Tasmanian College of English

こちらの学校は約1850年に建造された歴史ある建物がお洒落な外観が目印の学校です。なんと、冬になると暖炉で校内を暖めるという昔ながらの風習がある学校なのですが、構内には広いクラスルームとコモンルームで学習することができ、コンピューターやインターネットの設備もしっかりと整っています。

そして、こちらの学校で信用を置ける点が、IALC(International Association of Language Centre)のメンバーに登録している9校のうちの1校に認可されている学校がこちらの学校であり、そのため教育の質は保証されていると言えます。

また、ワーホリビザで就学している生徒は、16週間以上の申し込みがあれば、オーストラリア内にある3つのキャンパスを自由に移動できるというプログラムがあり、国内航空券もカバーしてもらえることができます。様々な都市で学習したい人にはおすすめの学校です。

TasTAFE

こちらはTasmanian Polytechnic(旧TAFEタスマニア)の付属英語学校であります。なんと2000年にはAustralian Training Provider(オーストラリアで最も評価の高いTAFEに送られる賞)を受賞しています。そのため、オーストラリア国内でもトップクラスの評価を受けている高等職業専門学校です。

そして、コースの規定レベルを修了したのち、タスマニアTAFEへ入学することができます。この際に、通常は進学に必要なIELTS受験をする必要がこちらではないので、授業のみに集中することができます。

UNIVERSITY OF TASMANIA

こちらはTasmania大学の付属学校であり、タスマニア州のホバートとロンセストンの二ヶ所にキャンパスを持っている語学学校です。語学学校自体は1988年に設立されましたが、大学自体は1890年に設立されました。これはなんとオーストラリア国内で4番目に古い大学とであり、120年以上という長い歴史を持っているのです。

そして、大学内の施設は充実した作りになっており、それを語学学生も同様に使用できるというのがありがたいポイントであります。また、大学の授業を見学することができるというのが大きなポイントで、生徒たちからも人気のポイントとなっています。

皆さん、いかがでしたでしょうか!?ホバートの良さなど、伝わりましたか!?

オーストラリアらしい、大自然の中でゆっくりとしながら生活することができるのが、こちらのホバートだと思います。都会生活に慣れている人だと最初は少し物足りないかもしれませんが、日が経つに連れて、きっと大好きになる街だと思いますよ!ワーホリ生活でたくさん大自然に触れながら、自分を伸び伸びと成長させることができる街にしてみてくださいね☆

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