苦しかったシカゴ留学体験談!私は社会学を学びにシカゴへ行きました

苦しかったシカゴ留学体験談!私は社会学を学びにシカゴへ行きました

初めてのアメリカ留学は、理想とギャップを大きく感じる留学となりました。私の留学先は、アメリカ第三の都市シカゴ。アメリカの金融セクターであり、有名大学が数多くありながらも、日本人が少ない環境です。

初めての留学は、不安と期待に溢れているものです。アメリカ留学全般に言える、留学の理想とギャップを紹介しながら、シカゴ留学をおすすめする理由を紹介します。

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1.シカゴ留学を決意した理由

1.シカゴ留学を決意した理由

私は、シカゴに1年の交換留学をしました。交換留学というのは、日本の大学からアメリカの大学へ1年間留学する制度です。

この交換留学の一番のメリットは、語学学校ではなく、アメリカの学生と同じ授業を取れるということです。英語力を伸ばし、専門知識も学ぶことができます。学位とは取れませんが、4年間の大学生活のうち、1年間を海外で学びたいという人にはおすすめの留学制度です。

①:社会学の生まれた土地

私が、シカゴを留学先として選んだのは、社会学が理由でした。社会学とは、社会を科学的な方法で研究する学問のことです。社会が人の行動にどのような影響を与えているのか、フィールドワークをしながら学んでいきます。その範囲はとても広く、私が履修していた科目は、人種問題、ホームレス問題、LGBTQ、都市社会学です。例えば、都市社会学を例にすると、産業の発展が都市の発展や人の生活にどのように影響を与えているかを学びます。

なぜ、シカゴで社会学を勉強するのかというと、シカゴは社会学の歴史がとても深いからです。1920年代ごろ、シカゴ大学を中心に結成されたシカゴ学派と言われるグループがあるほどです。

シカゴが社会学、特に都市社会学が有名なのは、シカゴの成り立ちが影響していると言われています。産業が急激に成長したシカゴは、街の変化と人々の生活の変化にさらされます。それと同時に、貧富の差などの多くの社会問題を生みました。この原因や研究をして行くことで、社会学が発展したとされています。

このような背景を踏まえ、日本の社会問題や人権に興味があった私は、シカゴに留学することを決めました。

②:アメリカ第三の都市

シカゴは、ニューヨークとロサンゼルスに次ぐ、アメリカ第三の都市です。世界でも有名な金融セクターの一つです。多くの観光名所や、ピザやホットドッグなどのグルメも有名でありながら、日本人が少ない場所でもあります。

私は、アメリカの田舎ではなく大都市に留学したいと思っていました。アメリカの地方に行くと、移動に車が必要であり生活に支障が出ると思ったからです。その点、シカゴは大都市であり、地下鉄やバスなどの交通網が整備されています。生活するには不便のない都市でした。

2.実際にシカゴに留学して感じた理想とのギャップ

2.実際にシカゴに留学して感じた理想とのギャップ

シカゴに留学したいと感じた理由を紹介しました。ここでは、留学前の理想とギャップについて紹介します。これからアメリカやシカゴに留学する人は、ぜひ参考にしてみてください。

①:留学前の理想

私は、アメリカに留学する前に多くの留学体験記を読んでいました。4年制大学へ留学した人のものから、語学学校に留学した人のものなど、その数は膨大でした。留学の経験がなかった私は、多くの情報をそれらの体験記から学び、留学に対する想像を膨らませていました。

留学体験記は、本当に努力したことや苦労したことはあまりかかれてないことが多く、留学は楽しいものだという理想を持ちました。時々、授業についていくのが大変だという話を見ました。しかし、リスニングやスピーキングは、徐々に慣れてくるので問題はないと書かれている程度です。アメリカのドラマで見るように、平日は勉強を真面目にしながら、休日はパーティーができると今思えば勘違いをしていました。

②:留学後の現実と厳しさ

実際に留学をしてみて、多くの苦労がありました。留学してすぐに苦労したのが、英語力です。英語力といってもリーディング、スピーキング、リスニングがありますが、特にリスニングです。今までTOEFLの勉強はしていましたが、実際の英語は教科書の英語とは違い、なかなかついていけませんでした。また、社会学の授業で学ぶ言葉は、どれも難しく、日常生活の英語に慣れる努力と、授業の英語になれる努力の二つをしなければいけませんでした。

留学前に読んでいた留学体験記には、徐々に慣れていくと書かれていましたが、確かに日常生活の英語には徐々に慣れていきました。しかし、授業の英語にはなかなか慣れることができません。授業の予習として本を一冊読んで行く必要のある授業もあり、こなす量が多いのと、単語のレベルが高いというのが原因でした。そのため、外出する時間がなかなか取れず、朝から夜まで勉強をしていました。

また、教授の英語のアクセントにはとても苦労しました。私が留学していた大学には、アメリカ系、アジア系、イギリス系など様々なアクセントを持った教授がいました。特に、アイリッシュ出身の教授の話は、冗談からアクセントまで最後までなれることができませんでした。

このように勉強面で苦労はありましたが、シカゴの生活にも苦労しました。それは治安面と気候です。

シカゴは、五大湖の一つであるミシガン湖に面しているため冬になると風が強くWindy City(風の街)と呼ばれています。シカゴの冬は-20度くらいになりとても寒いのですが、さらに風が吹くと体が凍えるようでした。日本からジャケットを買って持っていきましたが、あまりにも寒かったため現地で厚いジャケットやブーツも買いました。そのため、最初に想定していた費用より多く使うことになります。シカゴやニューヨークなど冬が厳しい場所は、防寒対策にお金がかかることを覚えておいた方でいいでしょう。

次に治安面ですが、シカゴの治安は悪いというイメージを持っていました。それは、1900年初頭に有名だったシカゴギャングから来ていました。実際のところは、ダンタウンやキャンパス内は昼間のうちは安全だったため、特に不安を感じることはありませんでした。

しかし、シカゴの一部地域は治安が悪く、絶対に行ってはいけない場所があります。電車に乗っているとわかるのですが、アジア人や白人が電車の中に一人もいなくなるところがあります。これはアメリカ全土で言えることだと思いますが、絶対に踏み込んではいけない場所があるので、留学する時には現地の人からしっかりと情報を仕入れる必要があります。

3.それでもシカゴ留学をおすすめする理由

3.それでもシカゴ留学をおすすめする理由

シカゴ留学で苦労したことは多くありますが、シカゴに留学してよかったと思うこともあります。

シカゴには多くの大学があり、学生との出会いが多い街です。他の大学の学生と知り合う機会も多いため、同年代の友人を多く作ることができます。レベルの高い大学も多いことから、語学学校で英語を勉強してから、大学へ進学するという道もあります。

また、シカゴの英語はアメリカ標準と言われています。日本語にアクセントがあるように、英語にもアクセントがあり、アメリカ国内でも地方によって大きく異なります。特に、アメリカでもテキサス州の英語は方言が強く、アメリカ人でも時々わからないことがあるようです。語学学校では、標準英語を勉強するのであまり気にならないかもしれませんが、英語は日常生活から学ぶことが大半です。標準英語を話したいということであれば、シカゴをおすすめします。

以上、苦しかったシカゴ留学の体験談を紹介しました。アメリカ留学全般に言えることですが、リスニングやスピーキングの難しさというのは簡単にできるようになるものではありません。日本でできるだけ勉強をしてから、留学した方が現地での辛さは少ないと思います。ただ、現地で英語力が伸びたことも実感したので、英語をできるだけ早く鍛えたいなら現地で学ぶことをおすすめします。

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